1991-04-02 第120回国会 参議院 内閣委員会 第4号
それから、昨年の四月に開かれました先進国海運閣僚会議、これには事務次官が出席して、国際海運秩序の問題について各国と意見を交わしております。また、昨年の十一月に開かれました世界気象機関の主催によります世界気候会議、これは地球環境問題を討議したものでございますが、これには運輸政策局長が出席しております。
それから、昨年の四月に開かれました先進国海運閣僚会議、これには事務次官が出席して、国際海運秩序の問題について各国と意見を交わしております。また、昨年の十一月に開かれました世界気象機関の主催によります世界気候会議、これは地球環境問題を討議したものでございますが、これには運輸政策局長が出席しております。
こういうように総括的に見まして、国際海運秩序、数世紀も続いてまいりました一つの国際海運の秩序というものを、近年、極めて揺るがすような国際的な動き、ただいま申し上げましたような動きが複雑に出てきているということが一つの情勢の変化かと思います。
○仲田政府委員 ことしの海運白書の特色は一言で申しますと、ただいま申し上げました海運造船合理化審議会に諮問をいたしましたその問題意識を、海運白書に実ははっきりと書いてありまして、我が国の外航海運をめぐる状況が一段と厳しさを増しております中で、今後の外航海運の健全な発達を図っていくためには、当面、構造的な問題として、国際海運秩序の変化、それから海上貨物流動の変化、日本船の国際競争力の低下、海運企業の経営上
外航海運につきましては、我が国の総合安全保障の見地からも重要な課題である海上輸送力を確保するため、日本船を中核とした我が国商船隊の整備を図っておりますが、日本船の国際競争力の低下、国際海運秩序の変化等の問題に直面しておりますので、中長期的な視点に立った今後の外航海運政策のあり方について検討を行っているところであります。
外航海運につきましては、我が国の総合安全保障の見地からも重要な課題である海上輸送力を確保するため、日本船を中核とした我が国商船隊の整備を図っておりますが、日本船の国際競争力の低下、国際海運秩序の変化等の問題に直面しておりますので、中長期的な視点に立った今後の外航海運政策のあり方について、検討を行っているところであります。
そういうことも全部含めまして、国際海運秩序というのが従来から先進海運国主導のもとで行われて、できるだけ政府の介入を排除する、いわゆる海運自由の原則の中で自律的につくられてきたといういきさつがあると言われています。
次に、海運につきましては、開発途上国による国旗差別政策の強化、便宜置籍船の排除の要求等により、国際海運秩序は大きく揺れ動いており、国際的動向に配慮しつつ、所要の方策につき検討を行っているところであります。 第六に、新海洋秩序等への対応策の推進であります。
次に、海運につきましては、開発途上国による国旗差別政策の強化、便宜置籍船の排除の要求等により、国際海運秩序は大きく揺れ動いており、国際的動向に配慮しつつ、所要の方策につき、検討を行っているところであります。 第六に、新海洋秩序等への対応策の推進であります。
次に、海運につきましては、開発途上国等との関係から国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を検討してまいる所存であります。航空につきましては、必要に応じ航空協定の締結、改定を行い、わが国をめぐる国際航空網の充実に努めることとしておりますが、特に懸案となっている日米航空協定問題につきましては、引き続きその改善のため努力してまいる所存であります。
次に、海運につきましては、開発途上国等との関係から国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を検討してまいる所存であります。航空につきましては、必要に応じ航空協定の締結、改定を行い、わが国をめぐる国際航空網の充実に努めることとしておりますが、特に懸案となっている日米航空協定問題につきましては、引き続きその改善のため努力してまいる所存であります。
次に、海運につきましては、国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を鋭意検討してまいる所存であります。
次に、海運につきましては、国際海運秩序の変革が求められている状況にかんがみ、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を鋭意検討してまいる所存であります。
○妹尾(弘)政府委員 定期船同盟憲章条約に関しましては、先ほど外務省の方からもお答えいたしましたとおり、政府といたしましても、できるだけ早く加盟いたしまして、これによって、南北間の潮流を認識しつつ、その定期船同盟に対する海運政策の調整を図り、さらに、これを基準といたしまして、国際海運秩序というものの基準づくりをしていきたい、このように考えておりますので、早期加盟ということを推進していきたいと思っております
まず、海運につきましては、発展途上国の国旗差別政策や東欧圏諸国の活動により、国際海運秩序は少なからず混乱を来しており、このため、国際的動向を踏まえつつ、所要の方策を鋭意検討してまいる所存であります。
二、最近の国際環境の変化に対応して国際海運 秩序の維持のため必要な諸施策を早急に樹立 し、推進すること。 三、造船需要創出に一層努力するとともに、 中小造船業の仕事量確保に十分配慮するこ と。 右決議する。 以上でございます。
なお、本案に対し、五派共同提案に係る、わが国海運企業の国際競争力の強化、日本人船員の雇用の拡大、日本船を中核とする商船隊の整備、国際海運秩序の維持に必要な諸施策及び中小造船業の需要の確保について政府は適切な措置を講ずべきである旨の附帯決議が付されました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
また一方、発展途上国及び東欧圏海運の進出等による国際環境の変化により、国際海運秩序が不安定な状態に置かれております。 かかる情勢にかんがみまして、政府は次の事項につき適切な措置を講ずべきであるということでのります。
また、国際海運秩序につきましては、発展途上国や東欧圏諸国の進出等の事態に対処するため、その見直しが必要となっており、諸外国の動向を踏まえつつ、所要の方策を鋭意検討してまいる所存であります。さらに、従来から懸案となっております日米航空協定の改定問題につきましても、引き続きその解決のため努力していくことといたしております。
また、国際海運秩序につきましては、発展途上国や東欧圏諸国の進出等の事態に対処するため、その見直しが必要となっており、諸外国の動向を踏まえつつ、所要の方策を鋭意検討してまいる所存であります。さらに、従来から懸案となっております日米航空協定の改定問題につきましても、引き続き、その解決のため努力していくことといたしております。
すなわち、いわゆる海洋自由の原則は多くの発展途上国の貨物留保等の措置により侵害されつつあり、他方、東欧圏諸国海運の一部はこの原則を最大限に乱用いたしまして、海運同盟に参加しないまま大幅な運賃値下げによる非商業的盟外船活動を行い、既存の国際海運秩序に脅威を与えております。